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INTERVIEW & MAGAZINE

~私たちの想い~

Our Beliefs ~私たちの想い~

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「おっぱいに正解はない」

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私たちはいつも、ナオランジェリーを通し「女性の自尊心を満たし、思いやりに溢れた社会」になるように願っています。

 

先日お越しになったお客様が、ご自身のお話をしてくださり、私たちの願いを受け止め体現してくださっていたので、シェアさせていただきます。

その方は、「私は胸が小さい」とご自分の胸の大きさに大変強いコンプレックスを感じておられました。

銀座サロンにフィッティングへ来られて、初めは緊張されていましたが、ナオランジェリーをお着けになると、美しいデザインながら適度な補正力とその軽いつけ心地に驚かれ、鏡に映ったご自身のお姿に『女性としての自信が持てそう』と涙ぐんで仰いました。

そして、今までお胸に関してお悩みになってきたことを少し打ち明けてくださいました。

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***

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「胸が小さい」というコンプレックスから、胸が大きくなると謳われた補正下着を購入し、大きい胸が良いという固定概念に縛られ、苦しい締め付けや色素沈着に悩ませられながらも高級な補正下着を着用されてきたようです。

そして補正下着をつけていてもサイズアップしない理由は、元々の脂肪量が少ないため寄せ集めるお肉が無いご自身の体のせいだと悩まれてきました。

遂には心と体のバランスを崩してしまい、締め付けのきつい下着は一切つけることが出来なくなり、毎日カップ付きインナーをご着用されてお過ごしになっていたようです。

カップ付きインナーは楽だけれど、気分の上がる下着ではなく、自信が持てるようなものでもない。

女性としての自分に諦めてしまいそうになっていた折に、ナオランジェリーのホームページを見てくださいました。

栗原の「自尊心に満ち、思いやりに溢れ、他者の幸せを願う女性へ」というメッセージをご覧になり、今の自分に欠けてしまったのは「自尊心」だとお感じになり、遠方よりご来店くださいました。

柔らかなつけ心地ながら美しいデザインのナオランジェリーをつけて、「体を締め付けないが、自尊心を満たしてくれる、ちゃんとしたブラ」こんなブラジャーが欲しかったと涙を流されたのです。

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「私の胸は小さい」という思い込みやコンプレックスは、胸は大きい方が良いという社会の風潮や固定概念、他人やパートナーからの心無い一言がきっかけとなります。

 出会う人や出会うランジェリーによって傷つけられてしまった自尊心。

どのおっぱいも美しく尊く、正解はないのですが、大きさだけでなく、形や色など、皆さん何かしらのコンプレックスをもっているものです。

 お胸の形は本当に人それぞれで、ブラジャーが浮くのも、締め付けが苦しいのも、本来はご自分のお胸には何の問題も無く、ご自分にあったブラジャーに出会っていないだけなのです。

大きな胸の方がいいと平気で言ったり、他人と比較するようなパートナーであれば、不要に傷つけてくる相手からご自分を守るために離れる方が良いとさえ、声を大にして言うことができます。

 もう自分を否定するのはやめて、まずは自分がありのままの自分を愛せるように。自分を喜ばせたり満たす方法の一つとして、ランジェリーがあると考えています。

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今回のように、私たちの願いが現実となり、ナオランジェリーを通してお客様の自尊心を満たし、自信をお持ちになるために少しでもお力になれたことは、何よりも嬉しいことです。

コンプレックスやストレスを抱えながらも日々頑張る女性が、ご自分の胸を愛しく思い、自尊心に満ちるよう、これからも一人でも多くの女性にナオランジェリーを届けてまいりたいと思います。

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Graceful Talk vol.1

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NAO LINGERIEの新作イメージを描いてくださった、画家・アーティスト 平野傑さん。東京とパリに創作拠点を置き活動されています。 これまでにCartierLANCOME資生堂ISSEY MIYAKE、VOGUEなど世界を代表するブランドや媒体に作品を提供されてきました平野さんの描く絵そのままの優しく温かいお人柄です。今回はランジェリーデザイナー栗原菜緒が平野さんに、NAO LINGERIEのコンセプトに掲げている「思いやり」などについてお話を伺いました。

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栗原菜緒(以下 栗原):今日はありがとうございます!早速ですが、今回の作品はどのようなイメージで描いてくださいましたか?

 

平野傑(以下 平野):新作のレースを見て描いたんだけど、僕の中でナオランジェリーって菜緒ちゃんのイメージそのままだから、菜緒ちゃんを描くとどんな感じなのかなと想像しながら描きました。色合いだったり、曲線の柔らかみ、笑ってる顔とか、お得意のキメ顔とか(笑)自分の中の菜緒ちゃんに対する印象を総まとめにして描きました。

 

栗原:ナオランジェリー=私 のイメージで描いてくださったんですね!確かに輪郭が私にそっくりです!!(笑)とても嬉しいです!

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栗原:私は「思いやりこそが最も美しいもの」だと思っていて、それはナオランジェリーの理念でもあるのですが、平野さんにとって思いやりや優しさとはなんですか?

 

平野:自分がその人に立場だったらと考えることかな。相手の状況になった場合、自分ならどうするかと考えたり、時間も場所もその人とシェアしているということを常に頭においてる。でも、僕そんなに優しくないし厳しいよ。

 

栗原:優しいですよ!平野さんに様々な方をご紹介していただいて、本当にたくさんのご縁をいただいています。

 

平野:それは自分が若いとき、出会った大人に次の仕事につながる人を紹介してもらって、またその人が次を紹介してくれて、それで今の自分があるから、今まで大人にやってもらってきたことをしているだけ。

 

栗原:それでも、ご自身の時間や努力によって積み上げてきたものを、心穏やかに他人にバトンタッチできる器量の大きさには尊敬の念しかありません。平野さんのような素敵な先輩がいてラッキーだと思いますし、私もそのお姿を目指したいと思います。

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栗原:平野さんの考える美しさとはなんですか?

 

平野:ものすごくシンプルなもの、こと、人。素材そのもの。コアな部分こそ一番美しい。本質だよね。コアがどうかによって美しさって決まると思うんだよね。本当の自分を見せちゃいけないと隠そうとしたり着飾ったりするとどんどんと本質の部分が壊れていっちゃう。そのまんまの姿っていうのが一番美しいと思うな。

 

栗原:純度が高ければ高いほど、美しいですよね。では、品性についてはどうお考えですか?

 

平野:モチベーションがどこまであるかということかな。

 

栗原:深いですね、品性からモチベーションって。

 

平野:品性のある人っていうのはお金持ちかどうかじゃなくて、どれだけ愛されたかだと思うの、家族とか友達にね。そこにしっかりとした自信があれば、極端に落ち込むようなことがあったとしても、本当の部分での落ち込みをカバーできるモチベーションがあって、それが品性につながると思うんだよね。それに品性って年を取れば取るほど出てくるものだと思うから、人間の深みや歴史でもあるかな。

 

栗原:なるほど〜!この場合、モチベーションがあると対義していることは何になるんですか?

 

平野:やる気のなさというか、怠惰かな。でも怠惰な部分も持ってるからこそ人間らしいんだけどね。

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栗原:絵を描くときのポリシーを教えてください。

 

平野:もちろん絵を描く時って直感とか頭に浮かぶものを目の前に描いていくんだけど、僕は綺麗な絵を描きたいとか美しい色を出したいという思いの方が大きい。そして自分で自分を盛り上げられる、モチベーションにつながるような美しい色を描きたいなとずっと思っているんです。その美しい色を出すためには素の自分に戻る素直にならないと、綺麗な色も綺麗なバランスも何も生まれなくなっちゃうので、自分を無の状態に持っていくようにしています。そしていじりすぎないこと。描き終わりの筆の止め時は、描き出してすぐくらいから決めてある。描く前にすごく考えて、書き出したらぐちゃぐちゃとやりすぎないようにしてます。

 

栗原:私もやりすぎないってすごく大事にしてます。品がなくなっちゃう。昔から母に、「ない」ことの贅沢さを知りなさいとずっと言われてきたので、私もデザインする時に気をつけているポイントです。

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栗原:座右の銘や大切にしていることばはありますか?ちなみに私は「大死一番」。死ぬ気でやれば道は拓ける。

 

平野:やっぱり根性がすごいね()

 

栗原:一度死んだ気になって一からやってみろという禅の言葉なのです。これは会社立ち上げる前に知って、私は今まだまだ成長段階だからずっと心に置いてるのですが、平野さんのように色々経験された上で大切にされている言葉は何でしょうか。

 

平野:うーん僕は「流るるままに」かなどうしようかと迷った時にはその言葉が出てくる。あとは「空」。心に思い浮かべると自分のコアに戻れるから。昔はね、もっと座右の銘を考えたりよく言ったりしてたんだけど、今はもう自分との対話でしかなくて、あんまりこれっていう言葉を決めなくなっちゃったな。最後は「黙る」。これは自分用の言葉なんだけど、「空」とか「流るるままに」のあとにそれでもどうしようもなくなった時に浮かんでくる言葉。自分自身に黙るというか。どうしてもしょうがないんだから、黙る。

 

栗原:耐え忍ぶとか、ここは自分がグッとこらえるみたいな時ありますね。

 

平野:そう、仕事も、恋愛も。全部。

 

栗原:わかります〜!

 

平野:自分だけでできることも沢山あるけど、一人でできないことの方が多いからね。

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栗原:生きていく上で大切にしていることはなんですか?

 

平野:僕の人生において一番大切なのは「人」。いつも自分らしさということを頭に置きながら、人のことを大切に思っていたいな。僕が僕らしくあるようにその人はその人らしいんだから、相手のその人らしさって何かなと気にかけるようにはしています。

 

栗原:素晴らしいですね。

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平野:ただ、そうやって思えなかった時代もあったんだよ。人と大げんかしたり、すぐ否定から入っちゃったり。誰かとつるむ必要はないけど調和というのは世の中の全てにおいて大切なんだなぁって最近やっとそう思えるようになってきた。だから歳をとるっていいなぁって思ってる。

あ、思い出した、昔から思ってる座右の銘は「森羅万象」。大宇宙全て。ただ、あまりそれをいうと大きすぎて。でも今日の質問はすべて壮大だよね()

 

栗原:はい(笑)でもこれらが一番大切なことだと思っております。では、好きな映画はありますか?私は、ゴースト!

 

平野:へぇ、ロマンチストだねぇ(笑)

 

栗原:私、ロマンチストな武士って言われてるんですよ ()

 

平野:僕はね一作目のスターウォーズとローマの休日。全然違う二つだけど、どちらも全てを語ってるよね。

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栗原:将来の展望をお聞かせください。

 

平野:もっと制作時間を沢山取って大きな展覧会をやっていきたい。あと、今までずっと一人で絵を描いてきたから、これからはんな人との関わりをもっと作っていきたいなと思っていて、例えばIT系の人たちの最新技術で面白い額を作ったり、プロジェクションマッピングだったり。最先端なことと僕のアナログの絵を調和させるようなプロジェクトをやっていきたいなと思っています。

僕がもっと仕事をして、若い人たちに還元していきたいな。そして、ずっと絵を描き続けられる精神力を持っていたいです。

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都内にあるとっても素敵な平野さんのアトリエでランジェリーから大宇宙のことにまでお話が広がり、約一時間のインタビューもあっという間でした。平野さんの描く絵そのままのような優しく温かいお人柄は、ナオランジェリーが目指すものと同じと思っています。 この春、ナオランジェリーを平野さんの描いてくださった優しい絵と共に春風に乗せて皆さまの元へお届けします。世の中に優しい気持ちが溢れることを願って…

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Tsuyoshi HIRANO. 平野 傑

東京とパリに創作拠点を置き活動中。 これまでにCartier、LANCOME、資生堂、ISSEY MIYAKE、VOGUEなど世界を代表するブランドや媒体に参加。 国内大手化粧品メーカーのプロダクトデザインや、大型キャンパスに描くライブペイントも定期的に開催。

平野傑さんHP http://hiranoworld.com/

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Our Beliefs ~私たちの想い~

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「おっぱいに正解はない」

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私たちはいつも、ナオランジェリーを通し「女性の自尊心を満たし、思いやりに溢れた社会」になるように願っています。

 

先日お越しになったお客様が、ご自身のお話をしてくださり、私たちの願いを受け止め体現してくださっていたので、シェアさせていただきます。

その方は、「私は胸が小さい」とご自分の胸の大きさに大変強いコンプレックスを感じておられました。

銀座サロンにフィッティングへ来られて、初めは緊張されていましたが、ナオランジェリーをお着けになると、美しいデザインながら適度な補正力とその軽いつけ心地に驚かれ、鏡に映ったご自身のお姿に『女性としての自信が持てそう』と涙ぐんで仰いました。

そして、今までお胸に関してお悩みになってきたことを少し打ち明けてくださいました。

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「胸が小さい」というコンプレックスから、胸が大きくなると謳われた補正下着を購入し、大きい胸が良いという固定概念に縛られ、苦しい締め付けや色素沈着に悩ませられながらも高級な補正下着を着用されてきたようです。

そして補正下着をつけていてもサイズアップしない理由は、元々の脂肪量が少ないため寄せ集めるお肉が無いご自身の体のせいだと悩まれてきました。

遂には心と体のバランスを崩してしまい、締め付けのきつい下着は一切つけることが出来なくなり、毎日カップ付きインナーをご着用されてお過ごしになっていたようです。

カップ付きインナーは楽だけれど、気分の上がる下着ではなく、自信が持てるようなものでもない。

女性としての自分に諦めてしまいそうになっていた折に、ナオランジェリーのホームページを見てくださいました。

栗原の「自尊心に満ち、思いやりに溢れ、他者の幸せを願う女性へ」というメッセージをご覧になり、今の自分に欠けてしまったのは「自尊心」だとお感じになり、遠方よりご来店くださいました。

柔らかなつけ心地ながら美しいデザインのナオランジェリーをつけて、「体を締め付けないが、自尊心を満たしてくれる、ちゃんとしたブラ」こんなブラジャーが欲しかったと涙を流されたのです。

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「私の胸は小さい」という思い込みやコンプレックスは、胸は大きい方が良いという社会の風潮や固定概念、他人やパートナーからの心無い一言がきっかけとなります。

 出会う人や出会うランジェリーによって傷つけられてしまった自尊心。

どのおっぱいも美しく尊く、正解はないのですが、大きさだけでなく、形や色など、皆さん何かしらのコンプレックスをもっているものです。

 お胸の形は本当に人それぞれで、ブラジャーが浮くのも、締め付けが苦しいのも、本来はご自分のお胸には何の問題も無く、ご自分にあったブラジャーに出会っていないだけなのです。

大きな胸の方がいいと平気で言ったり、他人と比較するようなパートナーであれば、不要に傷つけてくる相手からご自分を守るために離れる方が良いとさえ、声を大にして言うことができます。

 もう自分を否定するのはやめて、まずは自分がありのままの自分を愛せるように。自分を喜ばせたり満たす方法の一つとして、ランジェリーがあると考えています。

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今回のように、私たちの願いが現実となり、ナオランジェリーを通してお客様の自尊心を満たし、自信をお持ちになるために少しでもお力になれたことは、何よりも嬉しいことです。

コンプレックスやストレスを抱えながらも日々頑張る女性が、ご自分の胸を愛しく思い、自尊心に満ちるよう、これからも一人でも多くの女性にナオランジェリーを届けてまいりたいと思います。

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Graceful Talk vol.1

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NAO LINGERIEの新作イメージを描いてくださった、画家・アーティスト 平野傑さん。東京とパリに創作拠点を置き活動されています。 これまでにCartierLANCOME資生堂ISSEY MIYAKE、VOGUEなど世界を代表するブランドや媒体に作品を提供されてきました平野さんの描く絵そのままの優しく温かいお人柄です。今回はランジェリーデザイナー栗原菜緒が平野さんに、NAO LINGERIEのコンセプトに掲げている「思いやり」などについてお話を伺いました。

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栗原菜緒(以下 栗原):今日はありがとうございます!早速ですが、今回の作品はどのようなイメージで描いてくださいましたか?

 

平野傑(以下 平野):新作のレースを見て描いたんだけど、僕の中でナオランジェリーって菜緒ちゃんのイメージそのままだから、菜緒ちゃんを描くとどんな感じなのかなと想像しながら描きました。色合いだったり、曲線の柔らかみ、笑ってる顔とか、お得意のキメ顔とか(笑)自分の中の菜緒ちゃんに対する印象を総まとめにして描きました。

 

栗原:ナオランジェリー=私 のイメージで描いてくださったんですね!確かに輪郭が私にそっくりです!!(笑)とても嬉しいです!

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栗原:私は「思いやりこそが最も美しいもの」だと思っていて、それはナオランジェリーの理念でもあるのですが、平野さんにとって思いやりや優しさとはなんですか?

 

平野:自分がその人に立場だったらと考えることかな。相手の状況になった場合、自分ならどうするかと考えたり、時間も場所もその人とシェアしているということを常に頭においてる。でも、僕そんなに優しくないし厳しいよ。

 

栗原:優しいですよ!平野さんに様々な方をご紹介していただいて、本当にたくさんのご縁をいただいています。

 

平野:それは自分が若いとき、出会った大人に次の仕事につながる人を紹介してもらって、またその人が次を紹介してくれて、それで今の自分があるから、今まで大人にやってもらってきたことをしているだけ。

 

栗原:それでも、ご自身の時間や努力によって積み上げてきたものを、心穏やかに他人にバトンタッチできる器量の大きさには尊敬の念しかありません。平野さんのような素敵な先輩がいてラッキーだと思いますし、私もそのお姿を目指したいと思います。

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栗原:平野さんの考える美しさとはなんですか?

 

平野:ものすごくシンプルなもの、こと、人。素材そのもの。コアな部分こそ一番美しい。本質だよね。コアがどうかによって美しさって決まると思うんだよね。本当の自分を見せちゃいけないと隠そうとしたり着飾ったりするとどんどんと本質の部分が壊れていっちゃう。そのまんまの姿っていうのが一番美しいと思うな。

 

栗原:純度が高ければ高いほど、美しいですよね。では、品性についてはどうお考えですか?

 

平野:モチベーションがどこまであるかということかな。

 

栗原:深いですね、品性からモチベーションって。

 

平野:品性のある人っていうのはお金持ちかどうかじゃなくて、どれだけ愛されたかだと思うの、家族とか友達にね。そこにしっかりとした自信があれば、極端に落ち込むようなことがあったとしても、本当の部分での落ち込みをカバーできるモチベーションがあって、それが品性につながると思うんだよね。それに品性って年を取れば取るほど出てくるものだと思うから、人間の深みや歴史でもあるかな。

 

栗原:なるほど〜!この場合、モチベーションがあると対義していることは何になるんですか?

 

平野:やる気のなさというか、怠惰かな。でも怠惰な部分も持ってるからこそ人間らしいんだけどね。

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栗原:絵を描くときのポリシーを教えてください。

 

平野:もちろん絵を描く時って直感とか頭に浮かぶものを目の前に描いていくんだけど、僕は綺麗な絵を描きたいとか美しい色を出したいという思いの方が大きい。そして自分で自分を盛り上げられる、モチベーションにつながるような美しい色を描きたいなとずっと思っているんです。その美しい色を出すためには素の自分に戻る素直にならないと、綺麗な色も綺麗なバランスも何も生まれなくなっちゃうので、自分を無の状態に持っていくようにしています。そしていじりすぎないこと。描き終わりの筆の止め時は、描き出してすぐくらいから決めてある。描く前にすごく考えて、書き出したらぐちゃぐちゃとやりすぎないようにしてます。

 

栗原:私もやりすぎないってすごく大事にしてます。品がなくなっちゃう。昔から母に、「ない」ことの贅沢さを知りなさいとずっと言われてきたので、私もデザインする時に気をつけているポイントです。

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栗原:座右の銘や大切にしていることばはありますか?ちなみに私は「大死一番」。死ぬ気でやれば道は拓ける。

 

平野:やっぱり根性がすごいね()

 

栗原:一度死んだ気になって一からやってみろという禅の言葉なのです。これは会社立ち上げる前に知って、私は今まだまだ成長段階だからずっと心に置いてるのですが、平野さんのように色々経験された上で大切にされている言葉は何でしょうか。

 

平野:うーん僕は「流るるままに」かなどうしようかと迷った時にはその言葉が出てくる。あとは「空」。心に思い浮かべると自分のコアに戻れるから。昔はね、もっと座右の銘を考えたりよく言ったりしてたんだけど、今はもう自分との対話でしかなくて、あんまりこれっていう言葉を決めなくなっちゃったな。最後は「黙る」。これは自分用の言葉なんだけど、「空」とか「流るるままに」のあとにそれでもどうしようもなくなった時に浮かんでくる言葉。自分自身に黙るというか。どうしてもしょうがないんだから、黙る。

 

栗原:耐え忍ぶとか、ここは自分がグッとこらえるみたいな時ありますね。

 

平野:そう、仕事も、恋愛も。全部。

 

栗原:わかります〜!

 

平野:自分だけでできることも沢山あるけど、一人でできないことの方が多いからね。

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栗原:生きていく上で大切にしていることはなんですか?

 

平野:僕の人生において一番大切なのは「人」。いつも自分らしさということを頭に置きながら、人のことを大切に思っていたいな。僕が僕らしくあるようにその人はその人らしいんだから、相手のその人らしさって何かなと気にかけるようにはしています。

 

栗原:素晴らしいですね。

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平野:ただ、そうやって思えなかった時代もあったんだよ。人と大げんかしたり、すぐ否定から入っちゃったり。誰かとつるむ必要はないけど調和というのは世の中の全てにおいて大切なんだなぁって最近やっとそう思えるようになってきた。だから歳をとるっていいなぁって思ってる。

あ、思い出した、昔から思ってる座右の銘は「森羅万象」。大宇宙全て。ただ、あまりそれをいうと大きすぎて。でも今日の質問はすべて壮大だよね()

 

栗原:はい(笑)でもこれらが一番大切なことだと思っております。では、好きな映画はありますか?私は、ゴースト!

 

平野:へぇ、ロマンチストだねぇ(笑)

 

栗原:私、ロマンチストな武士って言われてるんですよ ()

 

平野:僕はね一作目のスターウォーズとローマの休日。全然違う二つだけど、どちらも全てを語ってるよね。

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栗原:将来の展望をお聞かせください。

 

平野:もっと制作時間を沢山取って大きな展覧会をやっていきたい。あと、今までずっと一人で絵を描いてきたから、これからはんな人との関わりをもっと作っていきたいなと思っていて、例えばIT系の人たちの最新技術で面白い額を作ったり、プロジェクションマッピングだったり。最先端なことと僕のアナログの絵を調和させるようなプロジェクトをやっていきたいなと思っています。

僕がもっと仕事をして、若い人たちに還元していきたいな。そして、ずっと絵を描き続けられる精神力を持っていたいです。

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都内にあるとっても素敵な平野さんのアトリエでランジェリーから大宇宙のことにまでお話が広がり、約一時間のインタビューもあっという間でした。平野さんの描く絵そのままのような優しく温かいお人柄は、ナオランジェリーが目指すものと同じと思っています。 この春、ナオランジェリーを平野さんの描いてくださった優しい絵と共に春風に乗せて皆さまの元へお届けします。世の中に優しい気持ちが溢れることを願って…

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Tsuyoshi HIRANO. 平野 傑

東京とパリに創作拠点を置き活動中。 これまでにCartier、LANCOME、資生堂、ISSEY MIYAKE、VOGUEなど世界を代表するブランドや媒体に参加。 国内大手化粧品メーカーのプロダクトデザインや、大型キャンパスに描くライブペイントも定期的に開催。

平野傑さんHP http://hiranoworld.com/

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